平成21年度 冬のミクニ塾料理教室
と き 平成22年2月27日(土)
と こ ろ 増毛町保健センター2階
講 師 すが宗 菅 原 豊 氏
変わりうら巻(中巻き)
今年は、うら巻(中巻)という事ですが、普段はめったに巻くことはありません。今回は料理教室なの
で、何か簡単にできるものと言うことでうら巻きにしました。
事前にサンプルを巻いてきましたが、普通のり巻きは海苔一枚をそのまま巻き、サラシを合わせて、
巻きすだれでしめるのが基本ですが、巻きすだれを使うと巻きずらいので、今回は巻きすだれもさらし
も使わずにやりたいと思います。
海苔も一枚を半分に切って、のり巻きを1人2本つくってもらいます。
海苔はきれいな面が表、ザラザラした面が裏になります。シャリはザラザラした裏面にのせ、端から
手前に伸ばしていきます。
シャリをのせて伸ばしたら、それをひっくり返して海苔の上に色々な具をのせて巻きます。
◎鮭の漬焼き、大葉、いくらソースのうら巻き
増毛の秋鮭を使用し、それを漬焼きにしました。
漬けタレは、醤油を100に対し、はちみつ 大さじ1杯、酢 大さじ半分、レモンのしばり汁 小さじ
2杯、オリーブオイル 大さじ1杯を使い、そのタレに生姜とニンニクのおろしたものを入れて2時間浸
して焼きます。
焼く時は、フライパンで焼いてもかまわないので、火をとおせればそれで充分です。
この鮭の漬け焼きと大葉を入れて巻き、最後にいくらを上にのせて出来上がりです。
◎ カニ身、玉子焼き、きゅうりのうら巻き
ソースは、カニの塩辛にマヨネーズを混ぜてレモン汁でのばしたものです。
きゅうりは、煮たったお湯に10秒ほど入れ、冷水(こおり水)に入れてつけると良い色になり、皮も
やわらかくなります。
もっとおいしくするのは、コンブ出汁でとった水を用意し、その中に30分程度つけとくとコンブの味
がきゅうりにしみておいしくなります。
カニ身、玉子焼き、きゅうりを巻いて、最後に花咲カニの子の醤油漬けを上にのせて出来上がりで
す。
◎ アボガド、きゅうり、レタス、玉子焼き、甘えびのマヨネーズ和え
甘えびをボイルにしてマヨネーズ和えにしました。
マヨネーズは、アボガドと大変良く合います。
甘えびは、ボイルする前に剥いたえびに塩をふって火を入れて少し置いておくと良い。
海苔にシャリをつける時は、海苔を縦にするより 横にした方がやりやすいです。
巻くものは、アボガド、きゅうり、玉子焼き、レタス、えびのマヨネーズ和えを入れて巻き、最後に
氷下魚の子の醤油漬けをのせて出来上がりです。
今回は、華やかさを出すために上にそれぞれのせていますが、普段は何ものせなくても良いです。
うら巻きの中身は基本的に何でもかまいません。
天ぷらや鶏の唐揚げ等、夕飯等余ったおかずでも何でも合いますのでためしてみて下さい。