平成30年度 増毛冬のミクニ塾
と き 平成31年3月9日(土)
ところ オーベルジュましけ
内 容 T.増毛町食材研究「果物を使用した加工品作りについて」講話
講師:山口果樹園 山口加代子さん
U.増毛産冬の魚介を使用したフランス料理教室
講師:オーベルジュましけ 福澤シェフ
今年度最後の開催となりました冬のミクニ塾事業でしたが、天候にも恵まれ
32名の塾生に参加していただきました。
そして今回は料理教室の他に山口果樹園さんにお越しいただき、「果物を使用
した加工品作りについて」講話をしていただきました。
果物の栽培やジャム、パンなど加工品作りを幅広く手がけており、その加工方
法や作り方のポイント解説に塾生も熱心に耳を傾けていました。
試食会では講話の中でも紹介されたジャムとパンをお持ちいただき塾生の皆さ
んに大変喜んでいただきました。
講話が終了し、次にいよいよ料理教室が行われます。
今回は「増毛産冬の魚介を使用したフランス料理教室」と題しまして、オーベルジュ
ましけ福澤シェフに講師をしていただきました。
料理名「増毛沖真鱈のポワレ 春野菜のバターライス添え ブールノワゼットソース」
今回使用したのは今が旬の真鱈。
コショウで味付けし、皮面に小麦粉をつけ、弱火でゆっくり焼いていきます。
≪この段階で火を通さないのがポイント≫
全面を焼いたら、フライパンにバターを入れて、細かい泡が出るまで熱して、
その泡を魚にかけながらゆっくり火を通していきます。
次にバターライスを作っていきます。
フライパンにサラダ油をひき、人参、玉葱、きのこのみじん切りをいためます。
そこに春野菜をいれ、バターをいれます。軽く塩をふり、バターが溶けたらご飯
を投入にて炒めていきます。
ご飯がほぐれて、具材と均一に混ざったら塩コショウで味を整えます。
次はブールノワゼットソースの作り方です。
バター以外の材料(ミニトマト・パセリ・レモン・ケッパー)をカットして、
ステンレスのボウルや小鍋などに全て入れます。(醤油も)
鍋でバターを加熱する。だんだん泡がでてきて、その泡が細かくなります。
その頃から、バターは少しずつ焦げ初めて色づきます。いい色になったら
具材の入ったボウルに入れる。
いい色は、何度か作らないとわからないみたいなので何度もチャレンジしま
しょう!
≪煙が出るまで熱してしまったら手遅れなので注意≫
バターライス、鱈を盛って、きのこのフリットと薬味で飾ってソースをかけ
たら完成です!
実演が終了すると皆さん実習に入ります。
先ほど学んだ内容を黙々と作り始められるのが普段から料理をされている
主婦の凄いところだと感心させられます。
30分ほどで真鯛のポワレが完成しました!
皆さん協力して上手に作り上げることが出来ました。
これからお待ちかねの試食タイム!
今回もオーベルジュましけのランチが豪勢にご用意していただき大満足
していただきました。
この冬のミクニ塾をもって全事業が無事終了しました。
平成30年度もたくさんの塾生の皆さんにご参加いただき、ありがとうございました。
また来年度も塾生の皆さんに楽しんでいただき、学び深い事業としていきたいと思います。